ビッグサイズ、オーバーサイズ古着コーデのコツを古着屋が解説

ビッグサイズ、オーバーサイズ古着コーデのコツを古着屋が解説

もはや定番となったビッグサイズ・オーバーサイズのメンズコーディネート。古着好きな人からすると
「昔から大きめサイズを着こなしてたぜ」
って人も多いと思います。
古着好きって大きく分けると
・ジャストサイズ(もしくはちょいピチサイズ)にこだわる人
・オーバーサイズで崩して着る人
という二種類に分かれると思ってるんです、僕的には。

■柄シャツにベルボトムをタイトなサイジングで

ジャストやピチサイズを好む古着好きな人はレディスのポリシャツにベルボトム、とか。
↑極端に言えばこんな感じ。(AIで生成したイメージ写真)
こういうジャストサイズな着こなしもかっこいいなと思うのですが、やはり最近はオーバーサイズが人気ですね。

■日本人の体型に合うのがオーバーサイズコーデ

挨拶が遅れました。
どうも~、帽子と古着の通販、古着屋オッドディレイブルーの店長、ハナヤンです!
日本人は骨格の特徴として、寸胴だと言われています。それが良い悪いとかではなく、人種としての特徴です。
そして、そういう特徴を持っている場合、あまり体のシルエットが浮き彫りになるとしっくりこない。
そういう意味で、オーバーサイズコーデ、ビッグサイズなアイテムは日本人と相性がいいんですね。
ただ、昔のオーバーサイズはただ大きいだけなので、身長がよっぽど高くないと裾と袖が長すぎたりで変だったんですよね。

今後はリメイクアイテムも増やしていきます

ちなみに、今後は当店、古着屋オッドディレイブルーでオリジナルのリメイク古着を充実させて行く予定です。それこそ、裾が長すぎるアイテムなどをリメイクし、着こなしやすいサイズ感にリメイクしたりしたいなって考えてます。

■古着のオーバーサイズコーデ攻略のコツその1 裾の長さに気を使う

現在新品として販売されているオーバーサイズシルエットのアイテムは、裾の長さや丈感を計算して作っています。
だから身長が平均的な170cm程度でもいい感じに収まります。
しかし、古着の場合はそうもいきません。
それこそ、US古着の場合は背が高く骨格の大きな外国人に合わせて作っていますから、XLでもかなり大きかったりします。そして特に裾が長い!!
着丈が長いわけです。
ここがかなり難しいポイントで、着丈が長すぎると子供っぽくなります。だからこそ、購入時の裾の長さ、着丈も気を使いたいところです。
裾をズボンの中にいれる、タックインも超オススメ!タックイン時はベルトなど腰回りにもこだわりましょう

- 手をだらんと垂らして中指の第2関節くらいがいい

裾の長さをどのくらいにするべきか、っていうのは悩ましいところですよね。
そこで、僕は一つの基準として、服を着て手をだらんと垂らしたとき、Tシャツの裾が中指の第2関節あたりにくる長さがベストバランスだと考えています。
もちろん、人それぞれ好みはありますが、指先よりも更に長い裾だとかなり着こなすのが難しいです。

- 古着を通販で買うなら気に入っている服を採寸しておく

上記はあくまで目安なので、もちろん自分の好きな長さでいいですよ。
古着を通販で買う場合、自分が持っているワードローブで着やすいな~と思うTシャツの裾や肩幅の長さを測っておいてメモしておくことをオススメします。
そしてお店が計測値として出してくれている実寸と照らし合わせ、選びましょう。

■古着のオーバーサイズコーデ攻略のコツその2 ドロップショルダーな肩幅を選ぶ

ここからは以下の写真をもとにポイントを3箇所ご紹介!ちなみに、この写真はAIで生成した架空の人物です。
まずは②の肩幅です。オーバーサイズを選ぶにあたり、肩幅が狭すぎると雰囲気がでないんですよね。
いわゆるドロップショルダーと言われる、肩の縫い目部分が落ちてる感じ、これがリラックス感があっていいんですね。
古着の中にはときどき、胸囲部分は大きいのに肩幅がわりと狭い、みたいなものがあります。そういうだと抜け感がでませんので、肩幅はしっかりチェックしましょう!

■古着のオーバーサイズコーデ攻略のコツその3 首元が伸びていないものを選ぶ

次は③の襟。ここはかなり重要です。
オーバーサイズコーデはただでさえリラックスした雰囲気、ひとつ間違うとだらしない感じになってしまいます。
だからといって、ユニクロやGUばかりじゃ面白くないですよね。
そこで古着を取り入れるのがオススメなわけですが、襟元がダルダルだとかなりだらしなくなってしまいます。だらしないどころか、汚らしいんですよね…。
襟元のダルダル具合はネット通販ではわかりませんが、当店、古着屋オッドディレイブルーでは
・なるべくダルダルなものは掲載しない
・掲載する場合は記載する
というふうにしています。

■古着のオーバーサイズコーデ攻略のコツその4 袖丈は肘くらいまでの長さがオススメ

次は袖丈です。オーバーサイズを着るときの袖丈は肘あたりが一番いいんじゃないでしょうか。

ここは好みもあると思いますが、僕としては半袖Tシャツや半袖シャツなら肘あたりをオススメしています。
他の部分と同じく、手持ちのアイテムと寸法を比較して選ぶと失敗しにくいですよ。
それに、袖が長いものは折って着こなすのもこなれてていいですね。
リメイクシャツなどのような七分丈的なデザインの場合は手首と肘の間くらいもいいですね。

■古着のオーバーサイズコーデ攻略のコツその5 帽子や小物でサイズ感を調整したり雰囲気をだす

最後は小物選び。
オーバーサイズはとにかく流行りまくってますし、もはや定番ですよね。だからどうしても他の人と似たような雰囲気になりがち。
髪型で遊べると差もつくと思いますが、学生の方や職種によっては奇抜なヘアスタイルが難しい場合もあると思います。
そんな方にこそオススメなのが帽子。
NEWERAのベースボールキャップなんかが定番ですが、ちょっとスポーティーすぎたりしますよね。
そんなとき、どんなものにも合わせやすく古着とも相性がいいのがデニム素材のシンプルキャップ。

- この帽子、一つ持っていれば使いまわしまくれる逸品!

デニム素材なので使うほどにアジがでますし、定番シルエットなので誰でもカンタンに合わせられます。帽子をあまり被らない人にも超オススメ!

- オシャレ中級者を目指すならボリュームのあるキャスケット&ハンチングにトライ!

デニムキャップはどんなコーデにも合うんですが、やはり被っている人も多いですよね。そこで、中級者を目指す人にオススメしたいのがキャスケット型のハンチング。
こちらは全体的にボリュームがあり、前後逆にすればベレー帽のようにもかぶれます。年中使える素材なので、一つ持っておけばオシャレ度がぐっとアップです。
もうちょっとカジュアルな感じが好みという方は、以下のような変形タイプもオススメ!

- バンダナを取り入れてアクセントに

古着コーデに限らず、全体的にシンプルな色使いが好きな方も多いと思います。
そういう人にオススメなのがバンダナ。首に巻いたり、ベルトループに通して結び、シャツの裾からちらっと見せたり。
手首に巻き付けるとかもいいですね。
そして、バンダナ=ペイズリー柄っていうのもありきたりなので、ちょっと変わった柄はどうですか?
バンダナ活用術はまた今度ブログにしようと思います♪

古着を活用したオーバーサイズコーデを攻略してオシャレを楽しもう!

古着はサイズ感を見極めるのが難しいですよね。古着の通販の場合は特に難しいと思います。
今回紹介したようなことを参考に、ぜひ楽しんでみてください。
サイズ感などでわからないことがあれば気軽にお問い合わせください!
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