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僕がリメイク古着やアップサイクル品に惹かれる理由

僕がリメイク古着やアップサイクル品に惹かれる理由

どうも!

古着屋O.D.Bの店長ハナヤンです。

当店はゆる~くネットショップとしてスタートしてたぶん2年弱、本腰を入れて運営し始めて1年くらい経過。

そんな当店、最近なんだかリメイク品やアップサイクル系のアイテムが増えてきてます。

その理由は、僕自身がそういうものに惹きつけられ、好きだからなんです。

 

ばあちゃんとの生活

僕は山口県の信号も無い田舎で育ちました。

実家は自営業の共働きだったので、日中は隣町のばあちゃんが家に来てくれて、小さな僕の面倒を見てくれてました。

なので僕の幼少期から中学生までの期間、ばあちゃんとの時間がかなり多めでした。

そんなばあちゃんは戦争経験者で、なおかつ豪快なお人好し。

(見た目は「ちゃらーん」でおなじみ、笑点の林家こん平師匠そっくりでした。笑)

 

戦後の貧しい時期に自分も金が無いのに人に貸したり肩代わりしたりで、リアルにヤ●ザの取り立てが家に来たり、なかなかハードモードだったらしい(母談)

そんなばあちゃんは裁縫を良くしてました。

今にして思えば『上手い』という感じではないけど、基本的にどんな服も修理してました。

学校の制服の膝に穴が空いて変な縫われ方したときは文句言ったり。笑

 

穴が空き生地が無いところを針と糸だけで塞ぐばあちゃん

そんなばあちゃんとの光景で鮮烈に記憶に残っていることがあります。

それは、穴の空いた靴下の修理。生地が裂けてるだけならまだしも、すり減って生地そのものが無くなってるんです。親指の爪くらいのまるっと空いた穴。

この穴を、どうやってんの?!って感じで針と糸だけで塞ぐんです。あて布もなにもなし。

おそらく編み機の要領で横糸経糸って感じで糸を生地にしてたんだと思います。

子どもの頃にも驚いたけど、家で子供の靴下を修理してるときに

「あれはいったどうやってたんだろう…」

と、あらためて驚くのです。

 

自分自身もミシンが趣味だったりします

僕の母親はほぼ裁縫をしません。でも、なぜか僕は小学生のときに家庭科でミシンに出会ってから裁縫が好きなんです。手縫いも含め。

振り返ればさん平ばあちゃんの影響なのかなぁなんて思います。

冬にストーブに当たりながら相撲を見て泣きわめいてたばあちゃんは、しょっちゅう針仕事をしてたような記憶です。

そんなわけで、21歳くらいのときに古着屋で働き始めたころ、大人になったらミシンを買ってリメイクをしたり、裾上げをしたりしてました。時々お店のものを修理したり。

 

僕にとってリメイク品が持つ魅力はHIPHOP

リメイク、最近だとアップサイクルとか言いますよね。(アップサイクルって昔からあった言葉なのかな??)

僕にとってリメイクはHIPHOPなんです。

意味不明ですよね。笑

僕はHIPHOPミュージックが大好きなんです。で、HIPHOPには『サンプリング』という文化があります。

もともとはターンテーブル2台に同じレコードを回し、ブラックミュージックのブレイク部分(歌と歌の間の音だけの部分)を繰り返しかけ、あらたな音楽を生み出しそのうえでラップをする、そんな遊びから始まりました。

楽器ができなくもあらたな音楽を作り出せる、そんな発明の始まりは遊び心や「楽器ができないけど音楽を作りたい」という欲求。

リメイクにも同じものを感じます。

服をイチから作ることはできないけど、有り物を組み合わせたり、ちょっとしたアイデアで表現する。「作りたい」という欲求に突き動かされたゆえの創作活動です。

 

リメイク&アップサイクルブランドDEFRAG

うちで扱ってるリメイク・アップサイクルアイテムには海外から仕入れてものもありますし、独自なものもあります。

そのなかで【リメイク&アップサイクルブランドDEFRAG】というものがあります。

ブランド説明にはこのように書かれてます。

 

■DEFRAG
”Revive with rag fragments.” (断片化→再構築)
をテーマに、バラバラになっていたアイデアを再構築しデザインするインディーズブランド。
端切れや古布、古着を組み合わせたリメイク作品を制作。

クリエイティブチームメンバーそれぞれが影響を受けてきたカルチャー(HIPHOP、パンク、釣り、古着、犬、映画、インターネットカルチャー etc…)を横断する独自のミクスチャースタイルで一点モノを作り出す。

 

お察しの通り、僕自身も関わるインディペンデントなブランド。

関わる、という言い方なのは僕一人でやってるわけではないからです。僕は古着屋として材料を提供したり、具体的に手を動かしたり、いろいろです。

(「当店オリジナルアイテム!」とはせず、自由度を持たせて運用していきたいのでインディーズブランドとしています)

 

今後の計画や思い

リメイク古着というと、わりと奇抜なものが多かったりします。何色ものチェック柄が組み合わされたシャツとか。

img_01.jpg

▲当店で販売中のドッキングシャツ

たとえばこういうのも素敵なのですが、現実的に着用するとなるとかなり限定的ですよね。

僕の思いとしては、古くなったものや傷んだものを再構築し、日常の中に取り入れていきたいというものがあります。

なので、奇抜なものや面白みのある上記みたいなのも作りつつ、ちょっとしたワンポイント的なリメイク

 
(↑こういうの)

や、日常に取りれやすい生活雑貨


(↑これとか)


(↑こんなの)

 

として提案していきたいと考えています。

サステナブルとかSDG'sとかが目的というより、結果的にそういう方向を向いてたという感じです。

特に服以外のリメイク・アップサイクルものは、古着好きはもちろん、かつて古着が好きだった人が気軽に生活の一部にと入れられたらいいなって思います。

 

まだまだ始まったばかりで試行錯誤の日々ですが、だれか一人にでもこの思いが伝われば嬉しい限りです!! 

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