CAT NOTES / VOL.07
今回は、豪徳寺の招き猫や美術館の大きな猫、ユキヒョウのしっぽに注目。街とアートと野生を、少し気ままに行き来します。開催予定の催しと過去の話題を含むため、すべてが最新ニュースというわけではありません。
情報確認:2026年10月19日。会期・運行・施設の最新案内は、各リンク先でご確認ください。
日本の猫の話

日本 / 猫と縁起もの
豪徳寺の招き猫は、小判を持っていない。
白い猫が並ぶ豪徳寺の招き猫。よく見ると、右手を上げているのに、小判は持っていません。お寺の公式説明を読むと、見慣れた縁起ものにも、場所ごとの考え方があることがわかります。
背景とDEFRAGの視点
BACKGROUND
公式ページは、寺に伝わる招福猫児の話を紹介しています。招くのは人との縁で、福を生かすのは本人、という説明も。由来は寺に伝わる物語として受け取り、形に込められた意味を眺めたいところです。
OUR PERSPECTIVE
同じ招き猫でも、持っていないものに理由がある。足すことより、残さないことがメッセージになる場合もあります。白い形の静けさが、そんな読み方にもよく似合います。
出典:大谿山 豪徳寺
公式の招福猫児紹介 / 確認:2026.10.19
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日本 / 猫と現代美術
美術館で待つ、大きなSHIP’S CAT。
大阪中之島美術館の「SHIP’S CAT (Muse)」は、ヤノベケンジによる猫の作品。写真で見るだけでも、いつもの猫とは違うスケールと輪郭が気になります。猫を入口に、現代美術へ寄り道してみます。
背景とDEFRAGの視点
BACKGROUND
作家の公式アーカイブでは、2022年2月2日から大阪中之島美術館に恒久設置された作品として紹介されています。作品の記録写真には、建物や空間との関係も写っています。猫の形と周りの余白を一緒に見てみたい。
OUR PERSPECTIVE
見慣れた猫の形が、大きさを変えるだけで別の存在に見える。けれど、耳や座る姿にはどこか知っている気配もある。その距離の近さと遠さを、一緒に楽しめそうです。
出典:KENJI YANOBE Archive Project
恒久設置:2022.02.02– / 公式記録
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日本 / 写真と猫のものづくり
横浜で、猫写真と猫の作品をはしご。
「ねこ休み展 in 横浜高島屋」が、2026年10月29日から11月3日まで開催予定。猫の写真を眺めたあと、猫をモチーフにした作品にも出会える催しです。見る楽しさと、つくる楽しさを一度に。
背景とDEFRAGの視点
BACKGROUND
主催者の公式案内では、68組のクリエイターが参加すると紹介されています。情報確認日の10月19日時点では会期前。写真から作品へと歩きながら、作り手ごとに違う猫の見つけ方を楽しめそうです。
OUR PERSPECTIVE
一匹の猫から、写真、立体、雑貨へ。表現の形が変わると、拾われる特徴も変わります。かわいいの一言で終わらせず、作り手がどこを面白がったのか探してみたい。
出典:ねこ休み展 実行委員会/BACON
会期:2026.10.29–11.03予定 / 会期前
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世界の猫の話

中央アジア / しっぽの使い方
長いしっぽは、バランス役で毛布役。
ユキヒョウの長いしっぽは、きれいな飾りだけではありません。岩場でバランスを取り、体に巻けば寒さをしのぐ助けにも。Snow Leopard Trustの紹介は、姿の特徴と暮らしをつなげてくれます。
背景とDEFRAGの視点
BACKGROUND
公式解説には、長い尾や幅の広い足が、山での暮らしにどう役立つかが説明されています。ふわふわした見た目の奥に、土地に合った仕組みがある。写真を見る前後で、気になる部分が変わりそうです。
OUR PERSPECTIVE
きれいに見える形に、使う理由がある。しっぽのカーブも足の広さも、暮らす場所から生まれている。そのつながりを知ると、輪郭の美しさが少し深く見えてきます。
出典:Snow Leopard Trust
公式の身体特徴解説 / 確認:2026.10.19
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ポーランド / 猫と街の記憶
有名な街の猫が、今度は壁画に。
ポーランドのシュチェチンで知られた猫ガツェクが、街の壁画にも登場。観光局の紹介は、一匹の猫が街の記憶になる様子を伝えています。猫を探す散歩が、絵を見上げる散歩へ変わりました。
背景とDEFRAGの視点
BACKGROUND
公式記事は2025年11月の壁画紹介です。ガツェクは2023年に家に迎えられており、昔いた場所へ行けば今も会える、という話ではありません。ここでは猫の姿が街の風景に残る表現に注目しました。
OUR PERSPECTIVE
猫がそこにいたことを、絵が覚えている。写真、看板、壁画と、街にはいろいろな記憶の残し方があります。会いに行く対象が変わっても、道を歩く理由は続くのが面白い。
出典:Visit Szczecin
元記事:2025.11.21 / アーカイブ
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ベルギー / 街ごと猫の祭り
次の猫パレードは、2027年のイーペル。
ベルギーのイーペルでは、猫をテーマにした大きなパレード「Kattenstoet」が開かれます。公式サイトが案内する次回は2027年5月9日。写真に並ぶ大きな猫たちを見るだけでも、街のお祭りの空気が伝わります。
背景とDEFRAGの視点
BACKGROUND
公式案内によると、2027年5月9日の開催は第47回。今回載せた写真は2018年のパレードの記録です。次の開催を待ちながら、街に現れる大きな猫の姿を写真でひと足先に楽しんでみます。
OUR PERSPECTIVE
猫の形は、小さな置物から街を進む大きな造形まで似合う。普段の道が舞台になると、同じ耳やひげも別の表情に見える。サイズを変えて遊ぶ面白さに注目です。
出典:Kattenstoet / Stad Ieper
次回:2027.05.09予定 / 写真は2018年
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アフリカ南部 / 小さな夜の猫
クロアシネコは、足元に名前がある。
小柄なクロアシネコ。その名前の手がかりは、足の裏の黒い部分にあります。専門家グループの紹介で見ると、丸い顔だけでなく、短めのしっぽや体の模様にも目が向きます。
背景とDEFRAGの視点
BACKGROUND
IUCNのネコ科専門家グループは、体重がおよそ1〜2.5キロの小さな猫として紹介しています。主に夜に活動する、アフリカ南部の野生の猫。小さいから身近な飼い猫と同じ、とは考えずに眺めたい存在です。
OUR PERSPECTIVE
名前がついた場所を探すだけでも、写真の見方が変わる。顔ばかり見ていた視線が、足やしっぽへ動く。猫の特徴を拾うときも、目立つところの少し先まで見てみたい。
出典:IUCN SSC Cat Specialist Group
専門家グループの種紹介 / 確認:2026.10.19
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猫のいる風景、2つ。
Pinterestで見つけた猫の写真を、公式の埋め込みで紹介します。各画像から元のピンへ進めます。
01 / 柵のそばの猫
「Istanbul/18」という猫のピン。金属の線と猫の柔らかな輪郭が重なる、街の一場面です。
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02 / 自然光の茶トラ
自然光で撮られた茶トラのクローズアップとして紹介されているピン。ひげや縞の細部まで。
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今日のおすすめ猫動画
TODAY’S CAT VIDEO / ARCHIVE
先輩猫が、新入りに人間の家を説明したら。
先輩猫の語りで、新しい子猫に家の暮らしを教える「Dear Kitten」。2014年に公開されたFriskiesとBuzzFeedの広告作品です。猫の動きに人間の解説が重なる、少しとぼけた短い物語。
配信:BuzzFeedVideo / Friskies / 公開:2014.06.05 / 広告作品
Dear KittenをYouTubeで見る ↗
猫が本当にそう考えている、という説明ではなく、広告のユーモアとして。見慣れた家の中も、猫の言い分を借りると違って見えてきます。



