こんにちは。DEFRAG(デフラグ)の運営者です。
ブランドについてお話しする前に、少しだけ自己紹介をさせてください。僕は長年、フリーランスとしてWeb制作の仕事(いわゆるWeb屋ですね)をしています。
ずっとパソコンに向かってコードを書いたりデザインを作ったりしている人間が、なぜ急にキャンバス生地のバッグを作り始めたのか。ちょっと不思議に思われるかもしれません。
実はWeb制作と並行して、古着のECショップを運営していた時期がありました。誰かが大切に着ていた服が、僕の手を離れてまた別の誰かのお気に入りになる。その「モノが巡っていく面白さ」にすっかりハマってしまったんです。
Web上のピクセルをいじるのも好きですが、実際に手で触れられる「実体のあるモノ」を、自分の手でイチから作ってみたい。そんな思いが日に日に強くなり、DEFRAGを立ち上げることになりました。
漁港の猫と、ものづくり
僕の地元は、山口県の小さな漁師町です。 朝早く港を歩くと、そこには必ず野良猫たちがいました。
彼らは誰かに飼い慣らされるでもなく、過剰に甘えるわけでもなく、ただそこに「個」として堂々と存在しているんです。こちらの様子を少し警戒しながら、じっと見つめてくるあの絶妙な距離感。その媚びない目つきや気配が、昔からすごく好きでした。
DEFRAGで描いている猫のグラフィックは、そんな「野良猫の視線」がベースになっています。
可愛いだけのキャラクターではなく、ちょっとシュールで、でもどこか憎めない。そんな猫たちをプリントしたトートバッグやポーチを、信頼できる独立した縫製パートナーの方々と一緒に、少しずつ丁寧に形にしています。
「デフラグ」という名前について
ブランド名の「DEFRAG」は、パソコン用語の「デフラグメンテーション」から取りました。
長くパソコンを使っているとデータが散らかって動きが遅くなるんですが、それを綺麗に整理整頓して、もう一度使いやすく組み直す処理のことです。Web屋らしいネーミングですよね(笑)。
不要になったからと捨てるのではなく、バラバラになった要素を繋ぎ合わせて、新しい価値として再構築する。この考え方が、僕のものづくりの根底にあります。
いつか見た、あの野良猫の視線を持ち歩く。 そんなちょっとユニークで、でも日常にすっと馴染むアイテムをお届けできたら嬉しいです。